アンク・デッダ カスタム仕様 [ラケルィゼン・ステイン]

上:ラケルィゼン・ステイン、通常形態
下:ラケルィゼン・ステイン、可変システム発動状態

(提供:ガーディアンズ情報部 登録コード[Hellcengert.] 所持 アンク・デッダ非純正品


テノラ・ワークスのロールアウトした少数生産のハイスペックアックス、アンク・デッダ。
そのアンク・デッダを独自改造した一点物のアックスがこのアンク・デッダ ヘルシンゲーテ仕様である。愛称はラケルィゼン・ステイン。

ラケルィゼン ステインはガーディアンズ情報部のトップエース、漆黒のキャスト姉妹の姉機である『ヘルシンゲーテ』により独自に改造、強化が施されている。独自改造と言ってもその完成度は高く、既に原型をとどめていないに等しい。
もともとは彼女の完成させた人工知能プログラム[ラケルィゼン]とのリンクを前提に改造が施されたらしい。
※ラケルィゼンは人型マシナリーである[ラケリュイゼン]にリンクすることにより、AIの独立稼働を可能としているが、もともとラケルィゼンは戦闘データ管制がプログラムの大半を占めており、独立稼働をするより、ヘルシンゲーテと直にリンクしていたほうがベストなのである(彼女が以前製作したクバラ製の狙撃ライフルにはラケルィゼンの擬似リンクシステムは既に搭載されていた。しかし今現在、彼女は後方支援戦闘を後に生まれた妹機にまかせ、彼女自身は最前線での戦闘が主なスタイルになったので、ライフルでのリンクシステムはあまり意味がなくなってしまったのである。)

どのようなルートで資材を収集したかは全くの謎だが、テノラの素材だけでなく、GRM社やヨウメイ社の純正品が数多く仕様されている。
本機の特徴は、純正アンク・デッダが二股の特徴的な形状のフォトン・エッジを左右に展開する形状
なのに対し、こちらはフォトン・エッジが片側だけにしか展開しないということであろう。
これは純正アンク・デッダ本体を構成するテノラ製品のフォトンリアクター/B(打撃専用リアクター3)を、GRM社製品のフォトンリアクターType-L2(マシナリー搭載前提大出力リアクター)に置き換え、80%の出力を持続したまま1枚の大型のフォトン・エッジを形成するためである。


さらに本機の特徴として可変機構が挙げられる。
可変システムはラケルィゼンの管制で必要に応じて自動で行われるほか、ヘルシンゲーテ本人の任意でのシステム立ち上げも可能。
本機は可変することにより前述したフォトンリアクターの一端を推進器のエネルギーに転換できる。
2機のスラスターにより、本体は急加速されるためフォトン・エッジ出力の低下以上に、物理的加速により更に破壊力が増加される。
可変により、本体は前傾に折れ、背部カバーが展開し大型推進器が露出する。
また、本体下部に小型のフォトン・エッジが生成・展開され、攻撃面積が増加する。

しかしこの場合、フォトン・エッジ生成に約60%、推進器出力に約40%のフルドライブ状態となり、稼働時間は最高でも80秒程度となるため、切り札的な意味合いが強い。
また、使用するヘルシンゲーテ本人にもかなりの反動がくるため、多様はできず、システムが終了すしたときにはリアクター内に搭載されているほとんどのフォトンが放出されてしまった後なので、それ以降の戦闘継続は難しくなる。


以下、稼働図解




2008/06/22   ブログ掲載

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